メディカルサーチネット

医療法人 北海道整形外科記念病院

プロフィール

医療法人 北海道整形外科記念病院-医療法人 北海道整形外科記念病院
診療科目 整形外科、リウマチ科、リハビリテーション科、麻酔科
出身 北海道大学医学部卒業
経歴 北海道大学医学部整形外科、米国マイアミ大学医学部整形外科教室に留学。86年北海道整形外科記念病院勤務。92年副院長、2011年院長を経て14年から現職
資格等 日本整形外科学会整形外科専門医、日本整形外科学会認定スポーツ医、日本手外科学会専門医、北海道社会保険柔道整復師施術療養費審査委員会委員長、北海道柔道整復師会附属北海道柔道整復専門学校校長、など

診療の最大目標は「運動機能の再建」

病院理念と施設の概要

 整形外科医の権威として全国にその名を知られた松野誠夫北大名誉教授(2014年没、享年91)が、大学教授当時から設立に奔走し、1978年に産声をあげたのが北海道整形外科記念病院。現在、同病院では、その松野医師の理念を引き継ぎ、「運動機能再建」を診療の柱としてさまざまなアプローチの治療を実践している。
 病床数は225で約20人の医師をはじめ、総勢約300人の職員が従事。この体制の中で毎月、札幌市内はもとより全道各地から6500人以上の外来受診者が訪れ、年間約3300例の手術を実施している。即日検査を可能にする3・0テスラと1・5テスラの2台のMRI、全身用CTにX線テレビ装置、骨密度測定装置といった整形外科関連の最新の医療機器を備え、検査体制について万全を期している。
 また大きな目標である「運動機能再建」を目指すために「スポーツ整形・リハビリテーションセンター」を開設。スポーツ外傷の分野では7名の日本整形外科学会認定スポーツ医が各種競技の団体、チームとの信頼関係を築いて治療とリハビリに当たっているほか、14名の理学療法士が在籍している。
高解像度MRI(3.0テスラ)

高解像度MRI(3.0テスラ)

治療方針

 診療では受診者の疾患に応じて、上肢(肩周辺から手指)・下肢(太ももから足指)・脊椎(首から腰)・股関節(足の付け根)の罹患部位4分野および、リウマチ・スポーツ外傷・骨粗しょう症の各疾患別に細分化して対応。それぞれの分野に精通した専門医師のチーム(各分野に4~5人)が連携してきめ細やかな治療にあたっており、加藤理事長は上肢を専門領域にしている。
 加齢に伴う変形性、変性性疾患に対する関節形成術、人工関節、脊椎手術やスポーツ障がい、外傷に対する靭帯手術、またリウマチ障がいに対する頚椎固定、関節形成手術など当病院が手がける手術は多岐にわたる。(肩腱板断裂手術、膝・股人工関節置換術、脊椎除圧及び固定術等)
 また国内で100人ほどしか選ばれない各学会の評議員を務めている医師も複数在籍しており、整形外科における症例に対してあらゆる治療を確立しているのが同病院の強みと言える。
「整形外科疾患を有する患者さんが不安を感じながら病気と闘うのではなく、病気そして治療について正しく理解し納得して頂いた上で治療に取り組めるようスタッフ一同心がけております」(加藤理事長)
スポーツ整形・リハビリテーションセンター

スポーツ整形・リハビリテーションセンター

患者との信頼

 北海道整形外科記念病院の大きな特徴のひとつが「院内セカンドオピニオン」とも呼べる医師同士の協力体制を敷いている点だ。「例えば診療で何か疑問や納得のいかないことを感じたら、副院長や診療部長といった別の先生に遠慮なく診てもらってくださいと患者さんには話しています」(加藤理事長)。セカンドオピニオンを他所の病院でお願いすると費用も手間もかかるもの。他の専門病院に行かずとも院内でセカンドオピニオンを得られる体制が患者の大きな安心に繋がっている。
 また、入院患者が心を癒せるよう病棟のつくりにもこだわりが見られる。病棟が現在の姿に改築されたのが2010年。建設にあたっては快適な居住性を重視し、約30種類もの樹木や花々を植栽した屋上庭園を2階・4階・5階フロアに設けたほか、入院患者やお見舞いに来た人の語らいの場にうってつけなカフェ(1階)も備えた。
 さらに2018年4月には「JRタワークリニック(倉上親治院長)」(JRタワーオフィスプラザさっぽろ8F)を北海道整形外科記念病院附属の診療所としてオープン。同病院のサテライト外来という位置付けで、都心部に中継拠点を設けて患者様の利便性向上をはかることを目的にしている。午後からの診療には本院の医師による専門外来も行なっており、患者によりいっそう充実した医療を提供できるよう体制を整えた。
屋上庭園

屋上庭園

【運営方針】
 北海道整形外科記念病院では「全てのスタッフが運命共同体」という考えに基づき、職員が安心して働ける環境整備に取り組んでいる。その一環として、子育てできる環境作りを目指し、2012年に附属保育園「きねん保育園」(定員40人)を開園。